先週の土曜日今年度の産業カウンセラー養成通信講座が閉講しました。
一年間に渡り、皆さんお疲れ様でした。
講座では、産業カウンセラーに必要な傾聴を実践を通して学んでいきます。
傾聴というのは、共感を基本とした話の聴き方で、あたかも自分のことのように相手の世界を感じることと言われます。自分の意見や解釈、判断を傍に置き、ありのまま人の話を聴く事は実はとても難しいことなのです。
だから私たちの講座では、傾聴実習にたくさんの時間を当て、細やかな指導を提供しています。
個人的には、どうしたらよりわかりやすいファシリテートができるかにまだまだ悩みも多くあります。しかし、反省点の視点に立てば、これからどうしていけばよいのか、道は開けるはずです。
また余談ですが、5月の内観学会での発表(土橋 佐藤 真栄城先生)が、学会誌『内観研究 vol24』に掲載されました。この論文は、中国済南市での学会でも共同研究者により発表されました。身にあまる機会を得た一年でもあり、関係各位には感謝の念で一杯です。
養成講座は来年の講座に向けた研修期間に入ります。自分の傾聴にもさらに磨きをかけて、来春の講座でお目にかかりたいと思います。
一年間ありがとうございました。
0コメント