9月29日.30日の2日間、青森県弘前市で学会主催の内観セミナー、第三回研修会が開催されました。雄大な津軽の誇る岩木山の麓、台風21号が刻一刻と日本列島に迫る中、北海道から沖縄まで、沢山の人々が集いました。
今年度から始まった内観研修会では、初心者から中級者まで、それぞれのレベルや興味適性に合わせて選択できる分科会も開かれました。
今回参加した、「埋もれた記憶の中に眠る生きるヒント」と題された分科会で、東京大学の高橋美保先生と帝京大学の橋本章子先生のお話を間近で伺うことがかでき、新しい内観の感覚に触れた思いでした。
内観の効果を、症状や問題性に当てはめるのではなく、必要とする心の状態として捉える視点をお聞きし、とても納得のいく思いがしました。事例や体験談で説明される事の多い内観にあって、一層深い心の働きを、日常の言葉で解き明かされました。私にとって新しい世界が開いた時間になりました。
これからの講座で生かす知恵をたくさんいただいた分科会でした。
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